介護職1年目が辞めたいと思ったら読む記事|その悩みはあなただけではありません

はじめに

「介護職に就職したけれど、もう辞めたい……。」

介護職1年目は、誰もが一度はそんな気持ちになる時期があります。

利用者さんとの接し方が分からない。

仕事が覚えられない。

先輩に怒られる。

毎日が忙しく、家に帰る頃にはヘトヘト。

「自分は介護職に向いていないのではないか」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

でも安心してください。

私は介護保険制度が始まる前から介護の現場で働いてきましたが、長く続けている介護士の多くも、1年目には同じような悩みを経験しています。

今回は、介護職1年目で辞めたいと思ったときに、ぜひ読んでほしいことをお伝えします。


「辞めたい」と思うのは珍しいことではない

介護職1年目は、覚えることが本当にたくさんあります。

  • 利用者さんの名前
  • 介護技術
  • 記録の書き方
  • 申し送り
  • レクリエーション
  • 緊急時の対応
  • 職場のルール

学校では学べないことも多く、現場で経験しながら身につけていく仕事です。

最初から完璧にできる人はいません。

「辞めたい」と思うことは、決して恥ずかしいことではないのです。


1年目がつらい理由

1. 覚えることが多すぎる

介護は技術だけでなく、利用者さん一人ひとりの生活歴や性格、介助方法も覚えなければなりません。

最初は頭がいっぱいになるのは当然です。

焦らず、一つずつ覚えていけば大丈夫です。


2. 人間関係に悩みやすい

介護はチームで行う仕事です。

先輩との関係や、多職種との連携に戸惑うこともあるでしょう。

厳しく指導されると、「自分だけできない」と感じてしまうこともあります。

しかし、指導の仕方が厳しいことと、あなたに価値がないことは全く別の話です。


3. 利用者さんとの接し方に悩む

認知症の利用者さんとの関わりや、言葉がけに戸惑うこともあるでしょう。

思うようにコミュニケーションが取れず、落ち込む日もあります。

でも、利用者さんとの信頼関係は、一日でできるものではありません。

毎日の積み重ねが何より大切です。


4. 体力的にきつい

介護職は立ち仕事が多く、移乗介助や入浴介助など、体力を使う場面がたくさんあります。

特に慣れないうちは、仕事が終わる頃には体が悲鳴を上げているかもしれません。

だからこそ、睡眠や食事、ストレッチなど、自分の体を大切にする習慣を身につけましょう。


「向いていない」のではなく「慣れていない」

1年目で一番多い勘違いがあります。

それは、

「できない=向いていない」

と思ってしまうことです。

しかし実際には、

「まだ慣れていないだけ」

というケースがほとんどです。

介護は経験を重ねることで、少しずつ判断力や技術が身についていく仕事です。

半年後、一年後には、今できなかったことが自然にできるようになっていることも少なくありません。


一人で抱え込まない

つらいときは、一人で我慢しないでください。

信頼できる先輩や上司に相談するだけでも気持ちは軽くなります。

もし職場で相談しにくいなら、家族や友人に話を聞いてもらうのも良いでしょう。

悩みを言葉にするだけで、心が整理されることもあります。


それでも毎日がつらいなら

もし、

  • 朝になると涙が出る
  • 夜眠れない
  • 食欲がない
  • 仕事のことばかり考えてしまう

そんな状態が続いているなら、無理を続ける必要はありません。

介護の仕事はたくさんの施設があります。

一つの職場が合わなかったからといって、「介護職そのもの」が合わないとは限りません。

職場を変えたことで、「介護ってこんなに働きやすかったんだ」と感じる人もたくさんいます。


私が1年目の自分に伝えたいこと

もし昔の自分に声をかけられるなら、こう伝えたいです。

「今はできなくて当たり前。」

「先輩も最初はみんな新人だった。」

「失敗しても、それを次に生かせばいい。」

介護職は、利用者さんだけでなく、自分自身も成長できる仕事です。

利用者さんから「ありがとう」と言われた瞬間や、できなかった介助ができるようになった瞬間は、大きな自信になります。

その喜びは、続けてきた人だけが味わえるものです。


まとめ

介護職1年目は、覚えることも多く、失敗や悩みが続く時期です。

「辞めたい」と思うことは、決して珍しいことではありません。

今回お伝えしたかったことは、次の7つです。

  • 辞めたいと思うのはあなただけではない
  • 1年目は覚えることが多くて当然
  • 人間関係や利用者さんとの関わりに悩むのも自然なこと
  • 「向いていない」のではなく「慣れていない」だけかもしれない
  • 一人で抱え込まず、誰かに相談する
  • 心や体が限界なら、無理を続けない
  • 自分に合う職場は必ずある

介護は決して楽な仕事ではありません。

それでも、人の人生に寄り添い、「ありがとう」の言葉を直接受け取れる数少ない仕事です。

焦らなくて大丈夫です。

一歩ずつ経験を積み重ねながら、自分らしい介護を見つけていきましょう。

介護リアル脱出ノートでは、これからも介護職として働く皆さんの悩みに寄り添い、現場経験をもとに役立つ情報を発信していきます。

今日つらいと感じているあなたも、数年後には新人を支える立場になっているかもしれません。その可能性を、どうか今は捨てないでください。

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